女子柔道63キロ級で、アテネ五輪に続き連覇を達成した谷本歩実(コマツ)が13日、北京市内のJOCジャパンハウスで会見し、改めて喜びを語った。
日本女子選手の五輪連覇は谷亮子(トヨタ自動車)に次いで2人目。今後の目標について谷本は「アテネからの4年間の道のりが険しく、この先も厳しいと思うが、一つ一つの目標が結果的にロンドンにつながれば、3連覇を狙ってがんばりたい」と話し、谷が達成できなかった3連覇へ意欲を見せた。
また、腰つい分離症の影響で、腰への負担を軽くするために決勝までは寝技で攻めるなど、冷静な判断で臨んだことを明らかにし、「今回は本当の実力が試される大会だと覚悟していた。結果がついてきたことに大きな達成感を感じる」と笑顔を見せた